助けてデムーロ。

   
きさらぎ賞を勝利したネオヴァンドーム皐月賞での鞍上が決まらない。
コンビを組んできたミルコ・デムーロ騎手が皐月賞当日の来日しなくなり
鞍上の確保に模索している。ネオヴァンドームには他に池添騎手、
藤岡佑介騎手、福永祐一騎手がまたがっており彼らも人気騎手だけに
跨ってくれるかは微妙なところだ。

ネオユニヴァースで03年の皐月賞日本ダービーを制覇したデムーロの手綱にも
注目が集まっていたが陣営の今後の判断が気になるところだ。

皐月賞(さつきしょう)とは日本中央競馬会JRA)が中山競馬場の芝2000mで施行する
中央競馬の重賞(GI)競走である。正賞は内閣総理大臣賞と日本馬主協会連合会会長賞、
中山馬主協会賞。競走名は陰暦の5月である皐月から。

ドバイ熱

   
27日にドバイで行われる国際競争の出馬が一部決定した。

ドバイゴールデンシャヒーンに出走するローレルゲレイロは10頭立て4番枠、
ゴドルフィンマイルに出走するグロリアスノアはフルゲート14頭立て5番枠、
枠順は決定していないがドバイワールドカップに出走するレッドディザイア
ドバイシーマクラシックに出走するブエナビスタからも目が離せない。

4日に行われたマクトゥームチャレンジラウンド3でレッドディザイアが快勝したことからも
日本勢への期待はより一層高まっている。

ドバイワールドカップアラビア語:??? ??? ???????,英語:Dubai World Cup)とは
毎年3月下旬の土曜日にアラブ首長国連邦を構成する首長国の1国、
ドバイにあるメイダン競馬場オールウェザー2000メートルで行われる競馬の競走である。

不敗神話にピリオド

   
新馬戦・東スポ2歳S(G3)・朝日杯FS(G1)とここまで重賞を含め
無敗の薔薇一族ローズキングダムの連勝が3月21日に途切れた。
上位3着までに皐月賞の優先出走権が与えられるため何とか次へつなげることはできたが
陣営にとっては苦い結果となった。

皐月賞では宿敵ヴィクトワールピサとの対戦が待っている。
この敗北が2歳王者にどのような影響を及ぼしたのか、
答えはまだ見ぬクラシック最速王者だけが知っている。

ローズキングダム(Rose Kingdom)は日本の競走馬である。
主な勝ち鞍は、2009年の朝日杯フューチュリティステークス
薔薇一族の一頭。サンデーレーシングのクラブ馬。
母・ローズバドフィリーズレビュー勝ち馬。
馬名の意味は「薔薇の王国」[1]。
また作曲家の平尾昌晃が一口馬主となっていることでも知られる[2]。

良血がまた1頭

   
ダイワスカーレットダイワメジャーの母と言えば、スカーレットブーケ
サンデーサイレンスアグネスタキオンと父こそ違うが、一流馬を輩出している名牝だが、
20日、母スカーレットブーケ、父ネオユニヴァースの超良血馬のシャガールが勝利した。

美浦の名門藤沢厩舎所属で、陣営を期待をしていたが、10月のデビュー戦は5着と惨敗。
立て直しを図り、2戦目でしっかり未勝利戦の勝利を収めた。
今年の超ハイレベルな3歳牡馬路線に才能あふれる1頭がまた飛び出した。

ちなみに、スカーレットの仔はダイワ(大城敬三氏)が馬主じゃないと走らないというジンクスがある。そのジンクスにも注目だ。

ダイワスカーレットは日本の元競走馬、繁殖牝馬である。
2007年の桜花賞秋華賞エリザベス女王杯、2008年の有馬記念(いずれもGI)に勝利している。
半兄にダイワメジャー(父・サンデーサイレンス)がいる。

中京に坂?

   
高松宮記念を最後に着工される中京競馬場の馬場改造工事により、
中京競馬場芝コースの最後の直線に急坂ができることが20日
JRAから発表された。

これで芝コースの最後の直線における勾配は中山に次ぐ急坂の2.0%となり、
ダートコースの最後の直線は東京に次ぐ西日本最長の410.7mとなる。

ローカル開催特有の小回りが減っていくのは残念だが、
長い直線を活かしスリリングな戦いを見せて欲しい。

中京競馬場(ちゅうきょうけいばじょう)は愛知県豊明市[1]にある競馬場。

中央競馬では、毎年3月、5月 - 6月、12月の3開催、24日間に渡ってレースを開催する。
かつては地方競馬(愛知県競馬組合主催の「公営中京けいば」)も開催していたが、
2002年以降休止しており、現在は場外発売所としてのみ使用している。

1週前は完璧!?

   
昨年の日本ダービー以降出走を見合わせていたロジユニヴァース
次週の日経賞でついに始動する。
6ハロンからスクリームイーグル(4歳500万)を3コーナーで並びかけ、
直線では置き去り6ハロン77秒4の好時計で、最後は8馬身差でフィニッシュし好調を示した。

また、今年のクラシックを目指す大物ルーラーシップも1週前追い切りを行なった。
主戦の岩田騎手を背にCウッドチップコースを馬なりで駆け抜け、
残り1ハロンは12秒5の好タイムをマークした。
前走のアルメリア賞は、直線で不利を受けながら圧勝劇に陣営の期待も膨らむ一方だ。

ロジユニヴァース(Logi Universe)は日本の競走馬である。
2009年の東京優駿を制した。
馬名の意味は冠名の「ロジ」と父の馬名の一部である「ユニヴァース」を組み合わせたもの。

コスモバルク今度こそ引退へ…

   
2歳秋より中央競馬へ挑戦し続けたコスモバルク
多くのファンに支持され9歳の現在でも現役にこだわり続け
アイルランドに移籍して現役を続行する計画が具体化し調整を行なっていた最中、
歩様がおかしくなり検査をしたところ、左後肢を剥離骨折したことが判明。
関係者が協議の末、引退に踏み切った。

通算戦績は48戦10勝。地方馬としては初の海外GIのシンガポール航空国際Cなどを勝利し、
GIの勝利こそなかったが04年の皐月賞
ジャパンカップでは2番人気に推されともに2着が最高だった。
重賞は弥生賞セントライト記念などを勝利。

今後は北海道・新冠にある明和牧場で功労馬として余生を送ることが決まっているそうだ。

コスモバルクは、地方競馬ホッカイドウ競馬に所属しながら、
中央競馬や海外のレースに挑戦を続けている競走馬である。

2006年のシンガポール航空インターナショナルカップ(星・国際G1)を制したほか、
JRAの重賞を3勝し、2004年の中央競馬クラシック三冠レースすべてに出走し、
「道営のエース」と呼ばれる。